李朝の水滴
あの中の1つでも手にすることができたなら・・・妄想で終わりますが・・・
せめてと手が届くところでと考えたりもするのですが、露天市などではすぐにわかるようなニセモノか、ホンモノなれどどうにもならないようなつまんない物かに分かれるのです。買う気にはなりません。
これは信頼のおける店で購入しました。大きな傷がありましたが直してもらいました。
李朝後期の呉須塗り水滴です。朝鮮半島では呉須(コバルト)がほとんど採取できず中国からの輸入などに頼っていたため呉須は王族など一部の階層しか使用できませんでした。18世紀後半以降、徐々に呉須の使用量は増え、このようなものがつくられるようになったのです。
水滴は小型でいろいろな形状がありとても面白いのでいくつか購入してしまいました。
今となっては見かけないものばかりですねぇ・・・。