時のかけら~統制陶器~

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国産振興四日市大博覧会の絵葉書・その1

 昭和初めになると第一次世界大戦の終結とともに欧米の思想が入り込み、『モボ・モガ』の時代が始まる。大都市ではそれまでの考え方とは全く違ったデザインが流行した。その流れは陶磁器にも当然取り入れられるのだが、戦争によって途絶してしまう。

 そんな少しだけの平穏な時代に博覧会の名を冠したイベントが各地で開催された。これは三重県四日市市で開催された『国産振興四日市大博覧会』の絵葉書です。5枚一組だったのかもしれませんが、4枚だけです。それでも当時の状況が見て取れて面白いです。

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 『国産振興四日市大博覧会 正門』です。かなり奇抜なデザインが目を引きます。手前の橋と比べるとその奇抜さが特段に目立ちますね。右手には会場の建物も見られます。


 三重県県史編さんグループによる『歴史の情報蔵』ホームページにはこの博覧会の詳細が公開されています。→歴史の情報蔵HP

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 『国産振興四日市大博覧会 四日市館 館内の陳列』はシンプルな建物の作りですね。それでも昭和初期といった感じのデザインが何ともいい感じです。陳列が古き良き日本の風景になっているのは『国産振興』を目的にしているからなのでしょう。



 ・・・つづく


            
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by richouken04 | 2012-04-12 19:23 | 戦前参考品

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


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