時のかけら~統制陶器~

tokinokake.exblog.jp
ブログトップ

信楽茶壺 明治八年・銘

 先日、リサイクルショップで210円で購入した信楽焼の茶壺。リサイクルショップでは時としてこのようなものが出たりするので驚きだ。

 信楽焼の歴史を知るに理想的な資料『しがらきやきものむかし話』に同じようなものが紹介されていた。

c0004987_03928100.jpg

 石爆(あられ)小茶壺とある。江戸時代から大正時代まで造られたらしい。お茶が一般的になるのは江戸時代でも後期から幕末近くになってからだったと思うのでこのようなものがたくさん造られるのは幕末くらいとみるのが妥当だろうか。
 信楽特有の長石が溶け出して景色を作るが、これはちょっと多過ぎ感がある。しかし、これはこれでいかにも信楽焼!という主張をしているので良いかなぁ。でも、面白みには欠けるよなぁ。(今まで買わなかった理由のひとつ)

c0004987_041478.jpg

 底は高台を造らず、べた底になっている。底には『●(明)治八年 亥五月求 ちる(?) ●●(友)佳』と墨書がある。まぁ、これが今回の決めててなったのです。

 明治八年で検索すると…1875年、ロシア(当時)との樺太千島交換条約や朝鮮半島で江華島事件などの出来事がありました。民間では東京風月堂がビスケットを作ったり、潜水誠がマッチ製造を開始するなどありました。
[PR]
by richouken04 | 2012-08-01 00:42 | 戦前参考品

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04