瀬257の化粧品瓶(代用品)
昭和17年ごろにはバニシングクリームや乳液、粉白粉などわずかな商品しか生産されていなかった。新商品もほとんど無い時代、化粧品会社にとっては苦しい時代であった。写真はそんな時代の乳液の瓶。
ラベルにある『美用 クラブ乳液 乳状クリーム』からクラブ化粧品の品だとわかる。簡素なデザインではあるが、暗い世相を一時でも忘れさせる作用はあったのだろう。
高台部に瀬257の陰刻印がある。『瀬』の字のデザインが他のものと少し違うので、昭和16年ごろのものと考える。
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