最近のこと
テレビでの報道で中国に対する感情がかなり悪化しているのではないだろうか。確かに暴力行為は許されるものではない。しかし、誰もなぜそこまでになったのかを掘り下げようとしない。
ただ教育の違いでああなったと報道しているかのように見える。日本の指導者層もどこまで過去を認識しているのかわからない。
中国指導者層も国内の政治腐敗や経済格差の不満の矛先を日本に振り分けている節もあるので似たもの同士といえるだろう。現在の中国が戦前期(昭和恐慌以後)の日本の状態と似ていると感じることが少し気になる。
『過去に盲目なものは現在においても盲目だ』とはドイツの大統領の言葉だが知るだけではなく、その時代の人間の心や現在の人間の心を知ることが大切なのだ。ひとつの重大事の後ろには300の小事が隠れている。中国・韓国とのギクシャク感も300の小事のひとつかもしれないことをわかってほしいものである。