時のかけら~統制陶器~

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香蘭社製碍子・その2

 香蘭社製の碍子の2回目です。香蘭社は昭和15年、海軍指定工場となり生産を維持し、受注分の増産に努めたという。碍子類は『碍子工場(第一工場)』、第三工場』で生産されたそうです。

 こちらはある方から頂いたもので、沖縄の壕(洞窟?)内で発掘されたものだそうです。

 一緒に香蘭社に残された資料(コピー)もいただきましたのでそれを基に記述させていただきます。

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 玉型碍子と呼ばれるもので、資料と碍子に残された『玉 ♯5』のゴム印から『5號玉型碍子』と思われます。玉型碍子としては一番大きなサイズのようです。

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 棒型碍子と呼ばれるもので、こちらは『棒 ♯12』のゴム印から『12號 棒型碍子』と思われます。棒型碍子は『11號』と『12號』の2種類のみのようです。

 香蘭社だけにこちらはきれいな材質です。もっとも完成品すべてが出荷されたわけではないでしょうから、試験に合格したものです。

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 棒型碍子かと思いましたが『亞鈴 ♯2』のゴム印から『2號亞鈴型碍子』と呼ばれるもののようです。残念ながら破片ですので全体像は不明です。

 と言っておいて調べてみたら両脇に接続するための器具を付ける碍子のようですね。

 鉄アレイの『亜鈴でしょうかね』

 
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by richouken04 | 2013-06-03 22:17 | 戦中期参考品

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04