岐511、岐1074のプレート皿
今日紹介する物はそういったことはお構いなしに皿の全面をキャンバスのように自由に絵付けをした物です。正直、これで食事をしたとは考えにくいものです。どちらかというと『飾り皿』のたぐいに近いです。
金魚が2匹描かれたプレート皿。これも少し上部から覗き込んで描いたかのような構図で金魚の描き方も写実的である。
水草と金魚の輪郭部をゴム印で絵付けしている。その後で赤い顔料と黄色の顔料で絵付けし仕上げている。
どんな料理が盛られたのであろうか。今となっては不明だがスレはほとんど無いので使用回数は1-2回といったところだろう。
写真は無いが高台内に『岐511』とクロム印がある。サイズは図り忘れ。
こちらも金魚だが絵付けに仕方や構図が全く違っている。こちらは水草のみをゴム印で仕上げそして金魚は勢いよく筆で描かれている。
高台内には見えにくいが脇に『1074』と陰刻印が押してある。サイズは直径15.6センチ、高さ1.7センチ。