時のかけら~統制陶器~

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セ91、セ138、セ448、セ513のフック(帽子掛)

 統制番号でヤフー検索すると『小倉家資料』と言うページが出てくる。これは神奈川県大和市教育委員会が行った発掘報告書のページで、その際の出土品の掲載されている。
 その中に今日紹介するものも掲載されていた。・・・「下鶴間の小倉家 埋蔵資料」

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 上記HPでは『セ91』の磁器で白磁の物が紹介されているが、これはクロムまたは呉須?の釉薬がかけられたフック(帽子掛)である。陶器で出来ていると思われ、アマヤキでコツコツと鈍い音をさせている。
 付け根部に『セ91』の凹印の統制番号が付けられている。サイズは幅(クギ含まず)5.9センチ、底面長さ4.4センチ。

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 これも上記の品と一緒に京都の業者さんから手に入れたもの。探していた物だっただけにうれしかったことを覚えている。『セ91』と全く同じで、違うのは統制番号だけ。

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 製造法は2つの石膏型を用い、鋳込み成形をしているようだ。側面から見ると型を合わせた面を調整していることがわかる。ただし、かなり雑な仕上げである。
 付け根部に『セ513』と凹印の統制番号が付けられている。サイズは幅(クギ含まず)5.9センチ、底面長さ4.4センチ。

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 これは名古屋で入手した物で上記2点も一緒にあったので出所は同じなのかもしれない。
製造法や釉薬は同じ。焼もアマヤキで同じなため、企業合同(合併)後に生産されたものだろう。アマヤキなので実際に使用した場合、すぐ壊れてしまうのではなかろうか。
 付け根部に『セ448』と凹印の統制番号が付けられている。サイズは幅(クギ含まず)6センチ、底面長さ4センチ。

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 最後は横浜の骨董催事で入手した物。これは発掘された物と同じ白磁器でできている。番号の無い物の中から出てきたので執念勝ちといったところ。磁器なのでキンキンと高い音がする。こちらならば使用可能だと思う。

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 付け根部に『セ138』と凹印の統制番号が付いている。番号をはっきりさせるため画像を加工(色を濃く・暗く)している。サイズは幅(クギ含まず)5.8センチ、底面長さ4センチ。
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by richouken04 | 2005-12-29 00:31 | 瀬・セ(愛知県瀬戸市)

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


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