黒い牛乳瓶
決め手としてラベルが有り、それに『マル公』が付いていること、それくらいだろうか。あとはヒッポ爺さんに教えてもらって他で探すようにしている(ひどいっ)。これもその一つ。
最近はデットストックでたくさん出てきたようですが、『幻』とまで言われた黒ガラス製の牛乳瓶です。写真では真っ黒に近いのですが、実物は黒というよりもこげ茶色をしています。
口の部分は今現在ガラス瓶で存在する牛乳瓶と全く同じです。やはり紙の蓋だったのでしょうかね?そこまで聞かなかったな。
首の部分は型?の継ぎ目担っているのかガラス特有のバリがあります。バリがあるけれど、手を怪我するようなものではありません。
底の部分は均一な円になっていません。ある種、これが戦前の瓶を判別する一つのポイントかなとも考えています。サイズは直径5センチ、高さ14センチです。
ガラスが黒いのはさまざまな色のガラスを溶かして使用したためだそうです。ガラスは欠けると使用できませんので再利用するためには仕方なかったのでしょう。牛乳瓶のほか、化粧品の瓶なども黒ガラスで造られたものがあります。
ちなみに法律では牛乳瓶は無色透明でないといけないとのことです。はっきりと判別できるようにでしょうか?ガラスは専門外ですのではっきりしなくてごめんなさい。