時のかけら~統制陶器~

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有55の大皿

戦時下というと皆さんはどういう状況を想像されるだろうか。
多くは焼け出され、食糧に困り果てた人々が苦しんでいるのを想像されることと思う。
しかし、実際はそういった状況になるのが昭和18年ごろからであり、それ以前、昭和16~17年は意外と国内では平和的状況であった。それは当時の写真などによって確認できる。
統制番号の付いたものにも、平和的な図のものがあるし、戦時下の食糧事情から見ると
不思議に思うものもある。
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 これは有田焼の大皿で、直径が28cmあり、皿としては大型のものである。このようなものが焼け、かつ流通していたことを考えると製造された時期は平安が保たれていたころだと
推測できる。有55と青の印が見える。
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by richouken04 | 2005-02-19 12:03 | 有(佐賀県有田町)

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04