染付けの皿・古染付
古染付け皿と古伊万里皿それぞれ2つ。左2つが古染付け、右2つが古伊万里です。これはたまたま対照的な絵付けですが当然同じようなものやまったく同じ柄と言うものもあります。
古染付けは中国での生産です。有名な生産地は景徳鎮ですが中国南部沿岸地域でも輸出(東南アジア等)向けに碗や皿が生産されています。
器は薄く作られています。日本の茶人たちが注文したものは厚手の製品が多いそうです。伊万里焼より薄く、ラフな絵柄である場合は古染付けの可能性がありそうです。
高台の様子はそれぞれ違います。小さなほうはへらで削った?ような状態がよくわかります。裏側は装飾が少ないですね。
ラフな馬の絵。運命的な出会い・・・馬と目が合った。
蓮池に家禽(アヒル)。輪郭も気にしない絵付けです。
どちらも白地ですが少しだけ青っぽいです。