選考立てでもいろいろあります。マニアック?なのであまり出てきませんが。
口ふちにつばがある線香立てです。三足タイプは先日のものと同じです。これは丁寧に造ってあります。釉薬も黒く艶のあるものです。
底部分には『岐79』の凸印がついています。
もう1つ。
こちらはうって変わって『袴腰(はかまごし)』と呼ばれる形状の線香立て(香炉)です。はかまをはいた人の形から名付けられたようです。これも型造りでしょうが丁寧に造ってあります。前面は蓮花、後部は市松です。
こちらも底部に『岐733』の呉須印が付けられています。
食器類は産地が決められていましたが仏具はどの地域でも生産されていたようです。