時のかけら~統制陶器~

tokinokake.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:本・雑誌( 13 )

 統制陶器に関するプロジェクトの一つが結実しました。

 素人のこのような駄文を出版していただけたのは気恥ずかしいやらありがたいやら・・・複雑です。でも、これで肩の荷が下りた感も否定できませんね。

c0004987_1641330.jpg


 瑞浪市歴史資料集 第3集 

 届いてびっくりしましたよ、自分の駄文だけ掲載されての出版でしたので(汗) 他の方の論文と並べてあればなんとか駄文っぷりもぼやけるのかなぁとかトンデモないことを考えていましたので
 \(゜ロ\)(/ロ゜)/ オロロ、オロロ ドウスッペ

 とはいえ、もうどうにもできません。まな板の鯉です。文章中の間違いはすべてワタクシの至らぬところと覚悟しなければなりません。

 個人的にはあれを入れたかったとか、あの部分をああすればよかったなぁという点も多々ありました。ご批判・ご指摘いろいろと出てくるかと思いますがコメントを寄せていただければ幸いでござます。

 コメントは非公開にもできますのでご安心を。

 こうなったら『歴史資料集 第2集』を追い越して売り切れにしちゃってください!!

 ちなみに瑞浪市歴史資料集には『統制経済下における陶磁器製品製造、流通の一考察~いわゆる「統制番号」に関する検証~ 萩谷 茂行』という素晴らしい研究が掲載されています。

 皆さんこぞってご購入下さいませ!

 ↓ ↓ ↓  こちらからご購入いただけます  ↓ ↓ ↓

     瑞浪市陶磁資料館ホームページ・瑞浪市歴史資料集 


 
[PR]
by richouken04 | 2015-05-04 20:48 | 本・雑誌 | Comments(5)

『Japanische Keramik』

 クリスマスです。

 ちょっと以上にうれしいプレゼントが届きました。

c0004987_11482981.jpg


 『Gisela Jahn ・著  Japanische Keramik Aufbruch im 20. Jahrhundert』です。

http://www.vdg-weimar.de/katalog/japanische-keramik-aufbruch-im-20-jahrhundert-712.html

 このブログを通じてちょこっとだけ協力させていただきました。

 この時代の陶磁器が世界に紹介されるだなんて!

 こんな日が来るとは思いもよりませんでした (涙)



 ただ、読めないのね~

 ドイツ語だから。
[PR]
by richouken04 | 2014-12-25 11:51 | 本・雑誌 | Comments(0)
 紹介しようと思っていたものがあったのですが、写真を用意していなかったのでこちらを先にご紹介します。
代用品がたくさん紹介された展覧会の図録です。

c0004987_226444.jpg


 『特別展 戦争とやきもの』 
 今は瀬戸蔵ミュージアムとして存続していますが、それ以前に存在していた瀬戸市歴史民俗資料館で開催された展覧会の図録です。古い図録ですので入手も難しいと思います。
 カラー写真で紹介された部分は古いのですが、説明文やコラムなど今でも読むべきところはありますね。

c0004987_2262856.jpg


 『芸術新潮』
 『戦争とやきもの』を文中で紹介している号です。この当時、というか今でも似たような扱いかと思いますが珍奇なものを見るかのような紹介をされています。仕方がないですねぇ。

c0004987_2265745.jpg


 このタイトルを見る限り、当時は陶製兵器は代用品との認識だったことがうかがえます。

 その後、再び展覧会は開かれます。

c0004987_2274450.jpg


 『〈代用品〉としてのやきもの』
 最近の図録ですので入手された方もおられるかと思います。今は絶版かな?こちらは当時の残された資料から代用品を考えていてとても参考になります。ただ、白黒写真である点はちょっと残念です。

c0004987_22163950.jpg


 『研究紀要 XIX』
 『代用品としてのやきもの』の翌年に発行されたもので陶製兵器『地雷』と代用品についての論文が掲載されています。こちらは多分まだ販売しているものと思います。
 戦時下のやきものについて書かれているものとして一読されてはいかがでしょうか。




 
[PR]
by richouken04 | 2014-01-21 22:17 | 本・雑誌 | Comments(0)
 本年ももう少しで終わりですが、こちらはもう少し、来年もですが続きます。

 今日は雑誌をご紹介します。

c0004987_15354523.jpg
 アサヒグラフ 昭和16年2月5日號 新體制規格版

 アサヒグラフは東京朝日新聞社が1923年(大正13年)に創刊しました。戦前・戦後の時代を経て2000年(平成12年)に休刊しました。
 雪山でのスキーなどはお金持ちか、軍隊の雪山訓練などごく一部の人しか経験できなかったことでしょう。
c0004987_15363698.jpg
 翼賛議会大観

 当時はまだ女性には選挙権が無かったので男性だけの選挙によって選ばれた国会議員ですね。大政翼賛会が結成されたころです。
 昭和17年の選挙では大政翼賛会推薦の381人が当選しました。ただ、ここで特筆すべきは定員466人中の381人であり、85人は推薦を受けていない人物だったということです。
c0004987_15393745.jpg
c0004987_15472185.jpg
c0004987_15475013.jpg
愛護の陶器製代用新興品 モンペ姿の簡素美

陶磁器の代用品が写真入りで紹介されています。ここでは吸入器・鉄瓶写し土瓶・手洗い器・台十能・漬物桶。ポット2種類は説明書きからすると陶磁器製ではないのかとも思う。
ポットの説明には『一寸瀬戸引製の感じがする…』とある。『琺瑯ひき製の』の誤植だろうか。
c0004987_15413235.jpg
c0004987_15432548.jpg
c0004987_15435952.jpg
            読者の報道写真 湯たんぽと練炭用火鉢

 岐阜県土岐市の読者からの投稿写真らしい。陶磁器の生産中の写真です。今も多治見市高田町の窯元では湯たんぽを立てて乾燥させている風景を見ることができる。バケツを持つ婦人は土瓶の型に泥しょうを流しいれて生産中。

c0004987_15482356.jpg
 裏表紙








[PR]
by richouken04 | 2013-12-27 16:42 | 本・雑誌 | Comments(5)
 昭和13年に商工省主催の『代用品工業振興展覧会』が開催される。これを機に各地の小規模生産者や産業組合では様々な代用品を試作・販売へと踏み切ります。
 今からすると『昔から存在するもの』や『代用品として適当か?』と思われるようなものも存在しています。日本各地で製造されただろう、それらの製品を調べるためには各地に残された資料をたどるのが必要です。

c0004987_0341918.jpg


 愛知商工 第213号(昭和14年10月) 愛知県商工館

 これは愛知県商工館で発行された冊子です。これには『本県陶磁器代用品調査』の資料が掲載されています。瀬戸地域における代用品生産は知られていますがそれ以外の地域の代用品生産も掲載されていて参考になります。

 このころすでに『陶製郵便ポスト』も研究・試作されていたことがわかります。ここに掲載された常滑・愛知陶管・瀬戸・名古屋の各組合でも瀬戸の代用品生産は断トツでした。

 当時の生産品の一例・・・常滑 陶製ポストなど
                 愛知陶管 集䌫管(しゅうらんかん・電気ケーブルを保護するための管)など
                 瀬戸 瓦斯コンロ、帽子掛け、ポマード入れ、ボタンなど
                 名古屋 瓦斯七輪など

[PR]
by richouken04 | 2013-12-15 22:39 | 本・雑誌 | Comments(0)
 雑誌にも代用品はたびたび登場しています。なにしろ『国策』ですからね。それでもなかなか普及しなかった代用品の宣伝のため紹介されています。

c0004987_23432777.jpg


 ホームライフ 10月號(昭和13年10月) 大阪毎日新聞社・東京日日新聞社/発売

 この時代にしては現代美術のような絵画が表紙を飾ります。絵は海老原喜之助氏によるもので『生の力』という作品のようです。
 時代が進むと戦場の勇ましい兵士だったりピリリとした緊張した面持ちの働く女性を描いた表紙が多くなりますが、まだこういった絵柄が許される時代だったのですね。

c0004987_062757.jpg


 雑誌に掲載してある『国策製品』。右ページは独自に製作したものかあるいは試作品?左ページは阪急デパートで開催された『国策製品展』に展示された製品を紹介しています。

c0004987_071778.jpg

c0004987_075588.jpg


 そのうちの陶磁器製品を切り取ってみました。右ページからは従来からある小甕を手洗い器に転用したもの。左ページからは陶製アイロン2種とスプーン・ナイフ・フォークです。
 初期の代用品の様相を知ることのできる貴重な写真です。

 代用品は意外にも普及しなかったのですね。雑誌や本には代用品に対する不満も数多く記述されています。この雑誌にも『代用品=粗悪品』のイメージが払しょくできていない旨の記事がありました。

 ここらについてはまた続きで…

c0004987_091467.jpg


 裏表紙も印象派か現代美術かと思うような広告。和服にちゃぶ台、洋食器で食事って・・・もちろんお金持ちの食事風景なんでしょうが実に面白いですね。
[PR]
by richouken04 | 2013-12-15 00:28 | 本・雑誌 | Comments(3)
 代用品とは何なのか。

 この分野の先人たちからすれば『何をおっしゃるのやら』と笑われてしまうかもしれませんが、所蔵の物から『代用品』が取り扱われた書物・印刷物を紹介していきます。

c0004987_2211095.jpg


 代用品工業  商工書記官 白井義三 商工行政社 刊  昭和15年4月19日発行

 代用品工業について書かれた本です。第五章まで続く分厚い本ですので全部読み切れず・・・

 陶磁器代用品についても書かれています。陶磁器代用品といってもいろいろな種類があります。『硬質陶器』、『マグネシア陶器』、『高力陶器』、『アルミナ陶器』、『ムライト陶器』、『普通陶磁器』などがあります。

 一般的に見るものは硬質陶器や普通陶磁器に分類されるものかと思われます。碍子など電気関係のものは高力陶器に分類されています。

 巻末には代用品業者一覧(製造業者・販売業者)も掲載されていて研究者必読です。
[PR]
by richouken04 | 2013-12-11 23:37 | 本・雑誌 | Comments(2)
 皆さんお好きな言葉は何でしょうか。

 いろいろあることでしょう。

 古くからの格言だったり、誰かの言葉だったり。

 私はいろいろある中で

 『野望は一代限りだが、志は次世代に受け継がれる』って言葉が好きです。

 表裏一体の言葉かもしれませんが、今の日本にも当てはまるような気がしますが

 どうでしょうか。

c0004987_235455.jpg


 『平和への努力 近衛文麿 』

 先の『戦争責任覚え書』と共に購入したものですがまだ読めていません…。

 この方の想いは『野望』だったのでしょうか。

 それとも『志』だったのでしょうか…


 
[PR]
by richouken04 | 2013-07-20 00:06 | 本・雑誌 | Comments(0)
 『瑞浪市歴史資料集 第2集』が発刊されました!

c0004987_21202979.jpg


 この号では戦時中の『統制番号』と呼ばれる器種に付けられた記号番号についての論文が掲載されております。

 いや~、正直、さすがというか、当然でしょうか。こちらは冷や汗しか出てきませんよぉ…

 こちらはもうお手上げですぅ~

 どうすんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!




 皆さん、売り切れ必至ですので

 お早目に入手されることをお勧めしますよ!

[PR]
by richouken04 | 2013-05-23 21:19 | 本・雑誌 | Comments(0)
 今回の『香蘭社』製品の紹介に関して、参考にした古い図録ですが紹介しておきます。

c0004987_953343.jpg


 (財)岐阜県陶磁資料館新築記念 日本の陶磁器名工名作展

 日陶聯に残された製品・作品がここに紹介されているのだ。戦後、人間国宝やそれに準じた名誉を得ることになる作家も多い。

 日陶聯(日本陶磁器工業組合連合会)は全国の製陶業者から先品を集めている。ここでの選定が昭和18 年に『工芸技術保存資格者』いわゆる『マル技』指定につながってゆく。
 地域的な人数の差があり、京都と愛知が人数的に多いですがそれでも全国の窯業地からそれぞれ選ばれています。

 さすがにこれらを手に出来るとは思わないが、この時代にどんなものが造られたかを知る良い資料であると思われる。

 香蘭社の話に戻ると、この図録には比較的多くの香蘭社製品が掲載されている。江戸時代からの伝統的な文様から近代的なデザインのものまでいろいろと造っていたことがわかる。 

 この図録が参考になるのはこのためだ。

 すでに品切れ、1988年発行です。
[PR]
by richouken04 | 2013-04-10 10:18 | 本・雑誌 | Comments(0)

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04