時のかけら~統制陶器~

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沖縄旅行4

 壷屋焼は買えなかったものの、参考品として2点を購入しています。

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 これ、パッと見はよくわからないかもしれませんがコカコーラの瓶を切ったものです。米軍が捨てていった瓶の底部分を利用してコップに仕立てたもので、戦後すぐの製品です。物資不足からの再利用品としてははじめて見る物でしたが平和祈念館にも展示してありました。
 口ふちはちゃんと面取りされていますし、唇を切らないように滑らかに仕上げてあります。

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 こちらはおそらく戦後、本土から『輸入』された米軍向け食器類のひとつと考えられる。沖縄ではかなりの数の陶磁器が戦前戦後を通じて搬入されており、壷屋焼はそのつど廃絶の危機にさらされながらも生き残っている。
 これは口ふちのつくりが分厚く、特徴的な緑の線がぐるりとめぐらされている。線の特徴から有田や肥前といった九州の窯場の可能性がある。高台内にある『MTC MATSUBARA』は窯元の社名でしょう。
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by richouken04 | 2010-02-28 18:08 | 旅の話

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


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