2012年 03月 17日
川村組の絵葉書-万古(四日市)
万古焼は三重県四日市の焼き物。江戸時代(元文年間1781年〜1740年)に開窯されたという。今も稼働する多くの窯場と比べその歴史は浅いといえようか。また、茶器を中心とした製品の製造もほかの産地とは違った特色があります。
『マル本 絵葉書 三重縣四日市市 川村組』とあります。時代ははっきりしませんが昭和初期といったところでしょうか。
『川村組工場全景』と『陳列場』には大規模工場での生産が本格的になっていることを示し、陳列場には多様多彩な製品が所狭しと並べられています。小さいのでわかりにくいのですが、陶器人形、水盤、掛け花活けなどがみられます。
『原土作製ノ一部』と『生地製作ノ一部』です。生地製作には電動ろくろが導入されています。瑞浪市陶磁資料館や瀬戸蔵ミュージアムでは実物を見ることができます。
『電気炉』と『窯場』は時代の過渡期であることが想像できます。昭和時代に入るとそれまでの石炭窯から電気窯を導入する動きも出てきます。この写真からはまだまだ石炭窯が主力で電気窯は試験的な使用にとどまっている感じがします。
宛名面はシンプルです。
しばらく絵葉書でつなごうと考えています。
『マル本 絵葉書 三重縣四日市市 川村組』とあります。時代ははっきりしませんが昭和初期といったところでしょうか。
『川村組工場全景』と『陳列場』には大規模工場での生産が本格的になっていることを示し、陳列場には多様多彩な製品が所狭しと並べられています。小さいのでわかりにくいのですが、陶器人形、水盤、掛け花活けなどがみられます。
『原土作製ノ一部』と『生地製作ノ一部』です。生地製作には電動ろくろが導入されています。瑞浪市陶磁資料館や瀬戸蔵ミュージアムでは実物を見ることができます。
『電気炉』と『窯場』は時代の過渡期であることが想像できます。昭和時代に入るとそれまでの石炭窯から電気窯を導入する動きも出てきます。この写真からはまだまだ石炭窯が主力で電気窯は試験的な使用にとどまっている感じがします。
宛名面はシンプルです。
しばらく絵葉書でつなごうと考えています。
by richouken04
| 2012-03-17 21:01
| 戦前参考品