瀬23の鉢
しかし、今回『瀬のやきもの・1』を確認すると文様はほぼ同じで番号が違うものが掲載されていた。
『こっちかぁ 瀬のやきもの・1 瀬342の鉢』
鉢全体を鉄釉で籠のような文様を描きます。確認はしていないのですが尾形乾山のデザインの模倣ではないかと思われます。
内部も乱れるかのように荒く絵付けられたところなども乾山のデザインに似ていると思いますが。
高台内には『瀬23』の凸印が付けられています。
『瀬のやきもの・1 瀬342のやきもの』も同じデザイン(意匠)が使用されていることを考えると同じ域内の窯業者だったのかもしれませんね。