う~む・・・どっちだ?!
あるリサイクルショップで入手の小瓶である。
胴部のアップ。
黒釉がカセた状態であることがわかる。
ただ、このカセた状態にするのは薬品を使って再現することができるとも聞いたことがある。
それでもそうした『カセ』は自然に成ったものとは全く違った雰囲気を出すものだ。
古い画像の入っていたCDを探していたらちょうど同じようなものが出てきた。
こちらはクメールの文化を汲むタイ東北部方面のやきものということだ。有名な窯業地であるブリーラム地域の作であろうか。黒釉はカセてはいるが、やや光沢も残っている。
あるリサイクルショップの品の底部分。
東南アジアの、ベトナム以外のところでは糸切り跡そのままが残る製品が多い。べた底ってやつか。
それでも素地に白い土?が付いているのも気になる。白化粧土などつけるのかなぁ?
古い画像では底部分は撮影されていなかったのでわからないが…どうだったかなぁ?
・・・・・・・・・
『よし、出来たぞ』と男。 「できたか、貸せや」
男2は手にしたハンマーを振りおろし、首を割る。
『なにするんだぁ!』
「なぁに、こうした方が高く売れるワイ」
わずかな賃金を男に払って男2は小壺を手に日本へ。
「古いもんで」
『もらうわ』
客は購入後、折れた首部分を共色直しする。
巡り巡って、歳月も流れ…
『これ要るかぁ?』
『要らん!×4』と遺族皆が叫ぶ。
こうして売却。
…考えすぎか?
…真実はいずこ…