時のかけら~統制陶器~

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代用品・3/愛知商工 第213号

 昭和13年に商工省主催の『代用品工業振興展覧会』が開催される。これを機に各地の小規模生産者や産業組合では様々な代用品を試作・販売へと踏み切ります。
 今からすると『昔から存在するもの』や『代用品として適当か?』と思われるようなものも存在しています。日本各地で製造されただろう、それらの製品を調べるためには各地に残された資料をたどるのが必要です。

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 愛知商工 第213号(昭和14年10月) 愛知県商工館

 これは愛知県商工館で発行された冊子です。これには『本県陶磁器代用品調査』の資料が掲載されています。瀬戸地域における代用品生産は知られていますがそれ以外の地域の代用品生産も掲載されていて参考になります。

 このころすでに『陶製郵便ポスト』も研究・試作されていたことがわかります。ここに掲載された常滑・愛知陶管・瀬戸・名古屋の各組合でも瀬戸の代用品生産は断トツでした。

 当時の生産品の一例・・・常滑 陶製ポストなど
                 愛知陶管 集䌫管(しゅうらんかん・電気ケーブルを保護するための管)など
                 瀬戸 瓦斯コンロ、帽子掛け、ポマード入れ、ボタンなど
                 名古屋 瓦斯七輪など

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by richouken04 | 2013-12-15 22:39 | 本・雑誌

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


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