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時のかけら~統制陶器~

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古唐津と古武雄展 2014年5月1日

 名古屋骨董祭をあとにして愛知県陶磁美術館へ向かいました。

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 新緑の中に浮かぶ世界と日本の陶磁器の美術館。

 今話題の天空の城にも負けてません。

 元彼?

 いえ、二股彼です。


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 『桃山・江戸の華やぎ 古唐津・古武雄』を観てきました。

 唐津焼とその後を継ぐ古武雄の優品を並べて展覧しています。唐津は茶道具としての側面があるのに対し、古武雄は日用品としての顔があるものでした。

 N氏は『絵付けも確かに奔放で力強く、ではあるが。どうしても単一的な絵に見えます。』と評価されておりましたが同じような文様の大皿がこれでもかと並ぶとそういった感想となることも致し方ありません。

 同じような文様ばかりであればせめて器種は変えていただきたかったと思いました。

 松の絵の大皿はムリとしても古武雄の絵は『ええなぁ』。

 この展覧会はその後の邂逅を予感させるものだったのです・・・。

 その後、『県民茶室 陶翠庵』でお茶をいただきました。

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 展覧会期間内は特別に加藤唐九郎と荒川豊蔵の茶碗で薄茶をいただけます(有料・550円です)。

 立礼式(椅子に座って)ですので堅苦しい形式にしばられることはありませんよ。

 もちろん最低限の取り扱いは必要ですがね。

古唐津と古武雄展 2014年5月1日_c0004987_22422251.jpg


 この日は荒川豊蔵の茶碗で。

 うーん、井戸茶碗のような茶碗の取り扱いはどうなのか?しどろもどろになりつつもなんとかいただく。

 まだまだ勉強が足りませんなぁ。
by richouken04 | 2014-05-04 22:43 | 旅の話

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


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