時のかけら~統制陶器~

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岐39の茶碗

 焼き物収集の仕方の一つに『図がわり』と言う分野がある。文字通り変わった図のもので、さまざまな種類があり雑誌や本にも数多く紹介されている。今日紹介するものもそんな図がわり物の一つと言えるものだ。
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 ゴム印で恵比寿様と大黒様を染め付けている。恵比寿様は『寿』を書かれている。とてもおめでたい図である。
 このようなものがいつ焼かれたのか。おそらく昭和16末~17年初頭ではないのだろうか。東南アジア方面の戦果は勝利を続けていたこの頃ぐらいしか焼けないのではと思われる。
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 高台内は『岐39』の浮き彫り印。石膏型での成形。統制番号から現在の岐阜県多治見市(旧笠原町)で生産されたことがわかる。サイズは幅11.4センチ、高さ6.7センチ。
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by richouken04 | 2005-07-15 01:08 | 岐(岐阜県東濃地区)

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04