時のかけら~統制陶器~

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四君子の茶器(湯呑)

 花つながりということで昭和時代よりも古いと思われる製品を紹介します。一客のみだったので安価でしたがちょっと安すぎない?って感じです。

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 四君子の描かれた茶器(湯呑)です。すべて手書きで春蘭は金彩でしょうか。丁寧な絵付けは画工の技がひかります。

 四君子は『梅蘭竹菊』の4つの植物を優れた君子に例えたもので絵画・工芸品に多く採り上げられました。これも湯呑とはいえ煎茶用ですので小さいです。これが時代が進むとともに湯呑へと変化していくようです。

 いまですと台湾でいただくウーロン茶の茶器などが近いですかね。酒器としても重宝するサイズです。

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 高台内には『飛騨 渋草』の呉須銘があります。これは岐阜県高山市で焼かれた渋草焼です。天保期に開窯し、上手の製品を製造したようです。
 戦時下には松山吉一氏が技術保存資格者に選定されています。これはいつ頃のものかわかりませんが『飛騨』の名がつけられているところから明治頃かなぁと考えています。
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by richouken04 | 2015-03-31 15:13 | 骨董・工芸品

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04