時のかけら~統制陶器~

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日本の洋食器・1 愛知硬質磁器のカップ

 しばらく骨董の話題ばかりだったので、昭和の陶磁器にスポットをあてたいと思います。

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 『愛知硬質磁器』という会社のカップ&ソーサーです。形状はこの時期に多く見られる逆台形に『ク』の字形の取っ手です。

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 絵柄はこれまたよくみられるバラです。転写による絵付けは細かな点がみられます。後年になるとシルクスクリーン転写の登場によりこのような点々も無くなっていくようです。

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 伏せて焼いているので底部分は釉薬がかかりつるつるですが、口をつける口縁は釉薬がかかっていません。

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 ソーサー。シンプルな絵付けですね。シンメトリーに絵柄配置しない点は日本のデザインです。

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 カップとソーサーにはそれぞれに『愛知硬質磁器 aichiseitosho』の銘が付けられています。瀬戸に『愛知製陶所』が存在していますのでここの製品なのかもしれません。
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by richouken04 | 2015-10-30 12:25 | 産地・時代不明品

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04