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時のかけら~統制陶器~

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岐138の子供茶碗

 さらに昔話の図柄物。これで最後です。
 『ぶんぶく茶釜』を主題とした子供茶碗です。少なくとも『茶釜』の登場が戦国時代以降ですから比較的新しい昔話ではないでしょうか。
 群馬県館林市の茂林寺にはこの『茶釜』が保存されているそうです。

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 そうすると、ここに描かれた小坊主さんはこの寺で修行中だったのでしょう。たすきを掲げて茶釜のタヌキを追いかけています。
 これも顔の表情がとてもリアルに作られています。
 輪郭とはかま(?)の模様は黒の顔料で、ゴム印での絵付け。他の彩色は筆によるものです。

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 タヌキは顔だけが白くなっています。茶色に塗ると釜か顔か分からなくなるので塗らなかったのでしょう。
 こちらも小坊主さんと同様の絵付け法です。

 高台部分の写真はありませんが、高台内に『岐138』の呉須印があります。サイズは測り忘れ。
 写真が無いのは収集当初、図柄の判別のみのために写真を撮っていたためで、明日以降は出すようにしたいと思います。サイズ測り忘れはある程度まとめて撮影して片付けるため、どうしても忘れてしまいがちでした。


 
by richouken04 | 2005-10-29 00:31 | 岐(岐阜県東濃地区)

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04