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時のかけら~統制陶器~

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許21358・九谷の盃

 九谷焼は石川県のやきもので江戸時代から続いている。今でも生産されているスタイルになったのは江戸末から明治からで金襴手や色絵を駆使したものが多い。
 また、市などで見かけるものは盃のたぐいが多く、高台内に「九谷」と書き銘・ゴム印銘のあるものが多く見られる。

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 九谷盃はおめでたい七福神の図や軍隊除隊記念の盃などが見られる。これは馬の図であるがおそらくおめでたい文様としてつけられたものだろう。「左馬」とよばれる文様で「うま」を逆から読んだ「まう」が「舞う」につながり、「舞う」は福を招く縁起のよい物から来ているとされています。

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 側面から見ると横に腰が広がる形状で「九谷」銘で多く見られる。東濃(現在の多治見市市之倉)で生産されたものは腰がすぐに立ち上がる形状のものがほとんどである。山水文はゴム印で付けられている。

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 高台内に『許21358・九谷』の赤絵の番号印が付けられている。数字は左読みだが、九谷銘は右読みになっているのが面白い。
by richouken04 | 2006-02-06 17:12 | その他産地

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


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