時のかけら~統制陶器~

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美濃窯業製の皿と茶碗

 3月はそろそろ暖かくなって海岸の散策が苦痛にならなくなる季節でもありますので、海岸で比較的多く見かける緑二重線の製品について見ていきたいと思います。

 今日は緑二重線入り食器を最初に製造したと見られる美濃窯業の製品です。美濃窯業は岐阜県瑞浪市に工場がありました(現在は陶磁器の生産は中止しています)。問い合わせたところ、大正初めから生産し始め昭和30年代まで生産していたとの事でした。

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 これは以前紹介した小皿です。今はどこかの病院で使用されたものではないかと考えています。病院の患者さん用なのか職員用なのかは定かではありませんが・・・。

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 裏側、高台部には『美濃窯業製 扇のマーク MINO YOUGYO LTD』とクロム印がつけられています。この皿の出現により、製造元が特定できなかった扇マークのついた製品が美濃窯業製であることが判明しました。サイズは測り忘れ。

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 これはどこかの会社のものでしょうか、とげのある○内にS.Mとマークのある茶碗です。とげのある○は電気関係に使用されることが多いような気がしますが、この会社についての情報は無く、不明です。

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 高台内には美濃窯業のトレードマークの扇がクロム印でつけられています。サイズは直径11.2センチ、高さ5.6センチ。

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 こちらも同じく茶碗です。『山七』と呼ぶのでしょう、会社のマークがつけられています。

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 高台内には同じく、扇のマークがつけられていますが名前はありません。釉薬の雰囲気からして戦前だろうと考えています。サイズは直径11.5センチ、高さ5.3センチ。
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by richouken04 | 2006-03-04 00:31 | 産地・時代不明品

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04