2007年 08月 06日
肥28の軍隊食器
収集を初めて4年ほど、多く見た生産者は先日の『名陶』と今日紹介する『肥28』の統制番号を持つ会社。陶磁器生産こそ終了しているが会社はまだ存続しています。また、工場は『志田焼の里博物館』として公開されています。
食器のうち茶碗と思われるものです。名陶と比べると立ち上がりの形状が違っています。一般的に考える茶碗の形に似ています。それでも口縁部のつくりは丸く仕上げてありますので独特といえます。上からの写真はありませんが頑丈に作ってあります。
高台内には『肥28』のクロム釉印が付けられています。造りがちょっと雑なところがあって、窯割れ・カゲ・甘焼き・釉薬の流れ跡・鉄班点・降り物などおよそ不良品と判断されるようなものがたくさん見てきました。これはまだきれいなものです。それでも高台部分は釉薬の掛かり方など雑です。」 サイズはh駆り忘れ
もう一つ、皿のタイプです。
これも名陶の皿と思うと丸く円を描くものなので一般的な皿に近いところがあります。口縁部のつくりは丸く仕上げてあります。
高台内には『肥28』とクロム釉印が付けられています。サイズは直径13.6×高さ6センチ
肥28のこれらの食器はデッドストックされていたもののようです。軍部からの発注で製造はしたものの、うまく焼けなかったものや納入されること無く終戦を迎えたのでしょう。
食器のうち茶碗と思われるものです。名陶と比べると立ち上がりの形状が違っています。一般的に考える茶碗の形に似ています。それでも口縁部のつくりは丸く仕上げてありますので独特といえます。上からの写真はありませんが頑丈に作ってあります。
高台内には『肥28』のクロム釉印が付けられています。造りがちょっと雑なところがあって、窯割れ・カゲ・甘焼き・釉薬の流れ跡・鉄班点・降り物などおよそ不良品と判断されるようなものがたくさん見てきました。これはまだきれいなものです。それでも高台部分は釉薬の掛かり方など雑です。」 サイズはh駆り忘れ
もう一つ、皿のタイプです。
これも名陶の皿と思うと丸く円を描くものなので一般的な皿に近いところがあります。口縁部のつくりは丸く仕上げてあります。
高台内には『肥28』とクロム釉印が付けられています。サイズは直径13.6×高さ6センチ
肥28のこれらの食器はデッドストックされていたもののようです。軍部からの発注で製造はしたものの、うまく焼けなかったものや納入されること無く終戦を迎えたのでしょう。
by richouken04
| 2007-08-06 17:17
| その他産地