時のかけら~統制陶器~

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韓国で購入した物・その2

 2回目は間違いない韓国で造られた物。それも日本から独立後、朝鮮戦争を経て国内が落ち着いた頃だろうか。

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 青い輪線だけの洋食器・皿。少し前に九州の昭ちゃんさんが骨董市で購入された洋皿を紹介されていましたが、それと様式はまったく同じです。普遍的なデザインですのでだからどうしたと言われればそれまでですが、裏がちょっと特徴的なのです。

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 この皿は硬質陶器と呼ばれる物で普通の焼成方法とは違いテーブルを痛めないために高台部分には釉薬が掛けられています。皿のふちに2ヶ所目跡があるのがわかりますか?もう一ヶ所小さな目跡がふちにあると思いますが見えません。3ヶ所でバランスをとって焼成しているのです。製造者のマークがつけられています。

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 どこかで見たことはありませんか?詳しい方ならばこれはコピーだと言われるかもしれませんね。日本のメーカー・日本硬質陶器のマークに似ている。日本硬質陶器は『ダブルフェニックス』だが、これは『ダブルピーコック』。これは買わずにおられまい。サイズは直径13.3センチ。小さめです。

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 もう一枚も文様はまったく同じ。これと同じ様子の深川製磁会社の洋皿が『参考品としてのやきもの』に掲載されています。世界中でこういうものは焼かれていますね。

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 こちらもふちに2箇所の目跡が見られます。硬質陶器の特徴ですね。これがあるものはまず硬質陶器と見て間違いないです。サイズは直径12.9センチ。小さめの皿です。

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 裏印は『シェル』。『ハンコック チャイナウェア メイド・イン・コリア』とありますので間違いないです。でもこのメーカーが今もあるのかちょっとわかりません。営業していても製造品目はがらりと変わっているでしょうね。


 その3へつづく
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by richouken04 | 2008-09-05 01:21 | いろいろな事

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04