時のかけら~統制陶器~

tokinokake.exblog.jp
ブログトップ

岐789と岐793と岐797の薬品瓶

 久しぶりのちゃんとした再開です。ここからはまじめにやっていきます。

 ・・・・

 再開一回目は以前、びっきさんが掲載されていた薬品瓶の統制番号違いです。番号違いの存在から当時相当の業者が製造に関わっていたことがわかります。

c0004987_23543175.jpg

 四方柱形の薬品瓶です。陽刻(凸)で『特許登録 六一〇ハップ』とあることから今でも販売されている(と思いますが・・・)薬用入浴剤とわかります。この頃から売られていたことは当時の地方新聞に広告が登場することからわかっていましたが実物が出てくると本当に流通していたことがわかります。

c0004987_23561624.jpg
c0004987_2357935.jpg

 別面下部には『G170』と陽刻(凸)があります。『G』の意味はわかりませんが『170』はおそらく内容量を示しているだろうと思われます。

c0004987_23591095.jpg

 底部分には一部不鮮明な部分もありますが『岐789』と判断できる呉須印があります。高さは約15.5センチ。

 そしてもう1つ。

c0004987_012015.jpg

 こちらは陽刻(凸)文字は同じですが、大きさと側面の文字が違います。

c0004987_0433100.jpg
c0004987_082166.jpg

 側面の文字は『G500』とあります。こちらのほうが容器自体の高さもあり、容量も多そうです。

c0004987_0124030.jpg

 底部分には薄いですが『岐793』の呉須印が付けられています。高さは測り忘れ。すいません。上下の製品より大きいことは統制番号印の大きさからわかるかと思います。

 そして最後にもう1つ。

c0004987_0205354.jpg

 こちらも上記2つと同じ陽刻(凸)文字です。側面は一番上と同じです。統制番号が違うことから複数の業者が分担して製造していたことがわかります。

c0004987_024291.jpg
c0004987_0252635.jpg

 『G170』の陽刻(凸)文字入り。

c0004987_0264478.jpg

 底部分には『岐797』の呉須印が付けられています。高さは約15.4センチ。
[PR]
by richouken04 | 2008-10-13 00:27 | 岐(岐阜県東濃地区)

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04