時のかけら~統制陶器~

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N13の化粧品瓶

 戦前の2大化粧品メーカーと言えば、レートとクラブ。他にもいろいろなメーカーがあったがこの2社は互いにライバル視しつつ勢力争いをしていたようだ。今日はその1つ、クラブの乳液瓶。

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 こいつは珍しい。友人が画面の向うでタオルをかんで悔しがった?!かどうかはわからないが、当時の包装がそのまま綺麗に残されていました。箱ではなく、薄い紙に外箱のような印刷がされている包装で側面に『戦時包装』と言う文字も見える。下半分のデザインを見ると昭和初期からのモダンなデザインが施されている。
 
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 白磁の磁器瓶だが見た目白色のガラスのようにも見える。形状もガラス製品をうつしたような形状。蓋は木で造られており、未使用であるため当然のことながら中身も入っている。匂いはもれてこないので木の蓋だけでなく、ゴムのパッキンが入っているのだろう。

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 底部には『N13』の凹印が付けられている。友人によればこれは名古屋地区で製造された物で名古屋地区の『名●』の表示とは別の英字表示バージョンらしい。(瀬戸地区の『セ』みたいなものか、最近、肥前地区のものと思われる『ヒ』も入手した)
 サイズは高さ5.5センチ(蓋を含む)。
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by richouken04 | 2008-10-16 01:24 | その他産地

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


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