時のかけら~統制陶器~

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カテゴリ:骨董・工芸品( 11 )

『英』銘の花瓶

 とりあえず新しいカテゴリを作って骨董・工芸品も紹介していこう。

 昭和の統制品は造りや文様は古い時代からの伝統が息づいているし、戦後の製品にも少なからずその影響は残っているのではないだろうか。

 ……

 今日は工芸品を。

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 これを見た時に河井寛次郎の系統の作だと思った。もちろん当人の作とは思わないし、値段も素晴らしく安かった。
 しかし、通常のろくろと違い、板状にしたものを組み合わせて作られているだろうこちらは制作に手間がかかっている。口部分も四角く成形している。

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 表裏は何の文様かわからない、わからないことが芸術なのか?ここに寛次郎の血脈みたいなものが見て取れる、と思うのだが…こういったものを家庭生活の中に組み入れるのはなかなか難しい。作品にも力がいる。

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 底部分には『英』の銘が付けられている。もしかしたら『椋木英三』氏の作だろうか?それとも工房作か?栞や箱が無いためわからないがそれほど筋は悪くないだろうと思っている。

  

 
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by richouken04 | 2012-12-20 22:39 | 骨董・工芸品

戦時下(S15~S21)に焼かれたやきものを中心として


by richouken04